毎週行っている会議の中で、社長より
「最近緊張感が薄れているようなので、品質面に影響することのないように！」
との注意がありました。
工場の移転から半年以上が過ぎて、確かに気の ゆるみが出てきている頃かも知れません。
社長の注意を受けて、各部署ともに、それぞれの 持ち場の問題点なども整理して、作業の導線を更に考え、ミスを誘発しないように、そして生産性を 考え、仕組みの見直しをしています。
毎日の作業において、緊張し過ぎるとストレスに なりますが、適度な緊張感は大事ですね。
一般的には、緊張感のない職場の特徴は次のようなものがあります。
◆ メリハリがない
◆ おしゃべりが多い
◆ 同じミスを繰り返す
◆ ダラダラしている
◆ 生産性が低い
こういった原因の一つに、『馴れ合い』があります。
真面目に仕事しなくても注意されない、計画通りの時間内に作業が終わらなくても注意されない、などといった事が日常的になってしまうと、
「ちゃんとしなくては！」 という気持ちがなく なって、緊張感が薄れてしまいます。
何か違和感を覚えても、「まぁいいか…」 と報告もしなくなり、結果としてミスが起こり、仕事全体の 品質が保てなくなります。
なすびの花
さて、社内はどんな空気でしょうか？
皆さんは、適度な緊張感を維持されているでしょうか？
日々の同じ作業の中で、緊張感を維持し続けるのは少し難しいように思えます。
緊張感を維持するための行動としては、上の特徴の逆で、
◆ 時間を意識する
◆ メリハリをつける
◆ 目の前の作業に集中する
◆ 自分のルールを作る
といったところでしょうか。
もし緊張感が薄れてきたな、と感じたら、自分の中で時間を区切ってみたり、作業している周辺を 整理してみることで、適度な緊張感をコントロール できるかも知れません。
上手に緊張感をコントロールして、作業に集中することが、自信にもつながりますね。
絶妙な緊張感を保ち、質の良い仕事をして、品質を維持していきましょう。
発行者：検査課
掲示期限：令和6 年12 月27 日（金）
掲示許可：総務課
㈱イーエル・オカモト 品質環境壁新聞
12
月号（第１００号）
発行日 ： 令和6 年12 月2 日 月))）
年末年始休暇
今年の年末年始の休暇は、
12月28日～1月5日までです。
年明けも元気に出勤しましょう！
緊張感
古代中国に、
『百里を行く者は九十を半ばとす』
ということわざがあります。
『百里の距離を歩き通そうと思ったならば、九十里を来たところで、やっと半分であると考える習慣を持つべきである。』
ということです。
目標のほとんどを達成したとしても、最後の段階で気を緩めてはならないという教訓を含んでいます。
さて、新工場に移転してから、慣れてきた今、 そして、年末が近づき、生活面でも慌ただしくなっている今月でもあります。
上の記事でも触れていますが、メリハリをつけて、 最後まで気を緩めず、目の前の作業に集中 して、穏やかな新年を迎えましょう。
今回、誌面を作成しようとして、今月号が “第１００号”であることに、気づきました。
もう１００回発行したのか～…と感慨深いような 気持ちで、何か『百』に絡めたお話を書こうと、この内容にしました。
私も、定年まであと数年、『やっと半分』と考えて、気を緩めることなく、若い世代につないでいきたいと、改めて考えています。
第１００号によせて
イーエル・オカモトが京都府中小企業優良企業として表彰を 受けました。
ものづくり部門において、『経営資源を活かし、優位性、新規性などを備えたものづくりに取り組み、良好な管理により成果を上げている』そして
『業績が安定し、経営成績が良好である』
『社会的規範を遵守していること』などの功績が認められ、受賞にいたりました。
11月22日に執り行われた表彰式には社長が出席されています。
大変喜ばしいですね！
京都中小企業優良企業表彰